2007年3月6〜15日、朝鮮を訪問した。
今回の訪朝で、気になったことの一つに、地方都市や農村で自転車が増えたことがあげられる。昨年の訪朝時の写真は南浦市郊外の農村地帯だったが、今回の写真は開城市内のもの。
自転車は日本製の中古がほとんどなので、自転車だけではこの写真がどこの写真なのか見分けが付きにくい。最近の朝鮮の人々の服装、特に女性の服装はカラフルになってきているので、アパートの写真がなければ、この写真がどこの写真なのかよく分からないのではないかと思う。
こちらの写真は、開城市南部で見かけた自転車の女性。今年の春の朝鮮での流行の髪型はおさげのよう。あちこちでこのスタイルを目にした。4月はじめに韓国に行ったが、韓国でも同じような髪型を目にした。
開城市内でインタビューしたところ、自転車の価格は約50ドルで、日本製の「ミヤタ」や「ブリヂストン」が人気銘柄とのこと。国営企業の基本給（ふつうはそれに各企業独自の賞与が加算されるので、稼働している製造業の工場やサービス業などではもっともらっているが）が実勢レートで米ドル換算すると1〜2ドルなのに、大人であればほぼ1人に１台ずつ行き渡っているとのことだった。日本の自転車というよりは、軽自動車並みの存在ではあるが、移動手段の統制が厳しかった朝鮮で、自由に移動できるのは社会的にもかなり大きな出来事ではないかと思う。
本当に自転車姿だけ見たら、日本の女性と変わらないですね。
交通手段があるということは、活動範囲が広がるのでいい事だと思います。
ただ、日本の経済制裁で日本から直接、古自転車が輸出できないので、中国経由ですかね・・・
リョンソンビール美味しそうですね。
日本の経済制裁は朝鮮の船の入港禁止と輸入の禁止なので、自転車は前と比べると少なくはなりましたが、輸出されています。量的には少なくなっていると思います。
リョンソンビール、結構いけますよ。でも、エキス分が多いせいか、後味はすっきりしていますが、若干甘めです。
今日の朝日新聞ー私の視点の記事を拝読させていただきました。
三村先生の冷静なご意見に感心しながらも、今日、日本の暴風のような朝鮮パッシングの中で、冷静に述べられていることに感銘をうけました。
また「北朝鮮の普通の人々が・・・」というくだりでは胸が熱くなりました。
ありがとうございます。
hakhonさん、早速のコメントどうもありがとうございます。
内容はここに書いたこととあまり変わりはないのですが、多くの人々に読んでいただけるのは大変ありがたいことです。
朝鮮に住んでいる人々が、平穏な生活を楽しむことができる日が早く来てほしいと思っています。