Last Update 2001/07/08 [宿泊施設]

韓国旅行

光州ビエンナーレの屋外展示作品

     私は専攻がアジア法で,朝鮮半島の法律に興味があります。それで,年に数回,本屋さんや図書館を回るために韓国に行きます。でも,本屋さんを回るためだけに行くのではなく,あちこち歩き回ったり,おいしい食べ物を探し回ったりしています。

     表のページにも書きましたが,私は光州が大好きです。別に,光州が韓国民主化運動のメッカだから好きだというわけでもないのです。私の好きな食べ物が全羅道一帯に散らばっていて,それを食べに行くのにも便利だし,光州にもいろいろとおいしい物があるし,何といっても大都市なので,本屋さんも航空会社の支店も,デパートも,ファーストフード屋もあるから,やはり滞在するなら光州なのです。(24時間営業のコンビニもたくさんあります)

     食べ物で私が好きなのは,カルビとか,全州ピビンバとか,ソルロンタンとか,コムタンとか,霊光クルビ(魚を干した物で光州の近くの霊光名物)などですが,光州やその周辺には,高い品質のものが揃っています。(というかこの地方の味付けが口に合うということかもしれません)私がよく行く店のリストを入れておきます。ただし,日本語が通じるとは限りません。(というか,ほとんど通じないです)

     光州の他に好きな街(というか,よく行く街)は釜山ですが,ここもやはり食べ物がおいしいです。光州は肉のスープ類が絶品ですが,釜山は魚のスープ(つまり「だし」)がおいしいです。煮込み料理にしても,光州のものは鶏と牛のスープ主体のものが,釜山だと「じゃこ」(関西以外では「いりこ」というそうですね)のスープというか「だし」が主体だったりします。これはなかなか口に合います。

     それと釜山は光州よりも大都市なので,夜遅くまで開いている店も多いし,ファーストフード店も種類が多いので,突然ジャンクフードが食べたくなっても安心です。(私はマックチキンが好きなのです。日本にはないのが残念)また,釜山は華僑が多く住んでおり,中華料理のレベルも高いように思われます。その他の中華料理では,炸醤面(チャジャンミョン)が好きです。私が釜山一好きな中華料理屋は,釜山の光復洞にあります。店の名前は四海坊といいます。住所は今度調べてきます。この店は,餃子(マンドゥー)で有名みたいですが,私は広東飯が好きです。


     ということで,なにか食べ物の話ばかりになってしまいましたが,韓国旅行で私がすることといえば,本屋さんに行くことと,食べることと,飲むことと,友達に会うことくらいなので,他にどんなことを書けばよいのか,すぐに思いつきません。そのうち,時間を見つけてまた書きたいと思います。

     そうそう,本屋の話もしないといけませんね。ソウルでは教保文庫,ヨンプン文庫,鐘路書籍などが有名ですが,ぶらぶらするなら教保,欲しい本を探すならヨンプン,さっさと買い物を済ませたかったら鐘路書籍へ行きます。あと,光州では錦南路のイルシン文庫がけっこうきれいです。これらの店はすべてクレジットカードが使えるので,いちいち銀行へ行ってお金を替えなくても買い物ができます。

     最近は,ツアーではなく,個人旅行で韓国を訪れる人が増えているようです。そこで問題になるのが宿泊施設の選び方。韓国には,日本のワシントンホテルや東急インに相当するビジネスホテルというカテゴリーが存在しません。そのため,泊まるとなると中・高級ホテルか,旅館ということになります。この旅館というのがくせ者で,設備の整っているところから,そうでないところまで,いろいろあります。一般的に「荘」が末尾に付く旅館がよりデラックスだということになっていますが,この荘級旅館でも,設備に相当な差があります。韓国観光公社低料金宿泊施設案内や,ソウルナビ宿泊施設案内を利用して探すのがよいでしょう。
     旅館に泊まるときには,フロント(帳場)に行き,泊まりたい旨を伝え,部屋を見せてもらうといいでしょう。部屋のチェックポイントは,オンドル部屋(オンドルッパン)か,ベッドの部屋(チムデッパン)が選べることが多いこと,浴室が清潔かどうか,さらに下水のにおいがしないかどうか,です。下水のにおいは浴室の窓を開けることでたいていは解決できますので,どの部屋も同じように臭ったら,旅館の人に窓を開けてもらいましょう。


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